シュナイダーエレクトリックは、データセンター・インフラストラクチャー・マネジメント(DCIM)ソフトウェア「StruxureWare Data Center Operation」の新バージョンとなる「StruxureWare Data Center Operation v7.2」を発表した。
同製品は、十分活用されていないサーバや休眠状態のサーバを特定して、データセンター内のIT機器の利用を効率化することが可能で、ネームプレート定格の最大消費電力の情報や、実際のIT機器、サーバーの電力消費情報を管理することによってデータセンターのITレイヤーを最適化し、ITレイヤーに必要な電力と冷却を軽減する。
特徴として、検出されたIT 機器を、製造元、モデル名、IP アドレスなどのプロパティ情報をベースに、インベントリーと自動的に関連付けることができる自動関連付け機能や、IT機器が標準のプロトコルを通して継続的に検出・監視されるため、最新のデータを使用してインベントリーを管理できるIT資産の監視機能、利用が不十分なサーバ、電力消費の多いサーバー、およびKPIデータのレポートなどを作成できるレポート作成機能などが搭載された。
また、既存機能のVMware vSphereとの統合に加え、新バージョンではCisco UCS Manager Plug-inが追加され、これにより、Cisco UCSの利用者はプラグアンドプレイでインベントリーの自動化やプロアクティブな警告を設定し、リアルタイムのデータを使用して、電力消費、CPU およびメモリの使用を確認できる。