NTTソフトウェアは、業務用スマートフォンの情報漏えい対策の導入を検討している企業でも低価格で始められる「ProgOfficeスマートフォンセキュリティLite」(以下、ライトパック)の販売を9月3日より開始すると発表した。

同製品は、企業向けに開発したAndroid端末への不正アクセスなどを保護するセキュリティ機能、スマートフォンに電話帳データを残さない「ネットワーク電話帳」、メールの送受信履歴などを残さない「セキュアメール」(オプション)など情報漏えい対策ソリューション。外出時のビジネスパーソンの機動力を向上しつつ、懸念される、端末からの機密情報・個人情報の流出対策行うことができる。

製品構成は、スマートフォンアプリと企業内に設置する管理サーバーマシンで、ライトパックでは、従来から販売しているスマートフォンアプリの機能(電話帳・メール送受信)はそのままに、コンパクトで低価格なミニサーバーで提供する。設定は、事前に申請された顧客の環境に合わせた設定を、あらかじめインストールして提供する。そのため、購入後、顧客はインターネット回線契約とライトパックの設置のみで利用可能となる。

「ProgOfficeスマートフォンセキュリティLite」想定導入イメージ

価格(100ユーザー利用時)は、1年目50万円、2年目以降は年間利用料25万円。

また、ラインナップとして、ラックマウント式の管理サーバマシンを用いた大規模向けの「ProgOfficeスマートフォンセキュリティ」(以下、スタンダードパック)も、従来通り提供する。こちらは、300ユーザー利用時で300万円。

スタンダードパックとライトパックの比較表