ヴイエムウェアは8月29日、モバイル ワーカー向けにクラウド上に企業用ワークスペースを提供するプラットフォーム「VMware Horizon Suite」のαバージョンを発表した。

VMware Horizon Suiteは統合管理プラットフォームで、ID、コンテキスト、ポリシーを統合することで、私用と業務用のワークスペースを区別し、あらゆるデバイスからアプリケーションとデータに一貫してアクセスできるプラットフォームを提供する。

α版では、Windows、Android、iOS、Web、SaaSのアプリケーションを単一のワークスペース上に展開できるため、エンド ユーザーはどこからでもそれらのアプリケーションとデータにアクセスできる。

あわせて、同社は「VMware View」と「Wanova Mirage」の組み合わせにより実現する、従来型のWindowsデスクトップを変革するデモを公開。

VMware Viewは、データセンタにデスクトップをホスティングすることで、システムやアプリケーションの管理の簡素化、セキュリティ強化と制御などができ、追加されたWanova Mirageの機能を活用することで、さらに物理デスクトップやノートPCのようなローカルデバイス上でシステムの実行が可能になった。

Wanova Mirageの市場予想価格は、指名ユーザー当たり2万5,000円。