ジェイズ・コミュニケーションはこのほど、JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズと、ジュニパーネットワークスのSSLVPN/NACアプライアンス「Juniper Networks MAGシリーズ」および、プライベート認証局「プライベートCA Gleas」の連携動作検証を完了したと発表した。
同検証の完了により、電子証明書を利用してGoogle AppsなどのSAML対応SaaSに接続できるデバイスを特定するソリューションの発売を同日より開始する。
MAGシリーズは、ジュニパーのJunos Pulseなどと連携し、リモートアクセスやLANアクセス、アプリケーション・アクセラレーションを実現するほか、セキュアなモバイル/リモート・アクセス・コントロールとネットワーク・アクセス・コントロールを簡単に切り替えられる「特性」設定を搭載している。
また、SaaSアプリケーションとのシングルサインオンが可能なSAML(Security Assertion Markup Language)2.0に対応しており、Google AppsやSalesforceといったSAML対応SaaSには認証情報の再入力を不要とすることもできる。
Gleasは、MAGシリーズの前身であるJuniper Networks SecureAccessシリーズへの対応により、SecureAccessを経由した社内システムへのSSL-VPN通信において、電子証明書を利用したセキュリティプラットフォームの構築・運用が可能。
MAGシリーズに実装されたSAML2.0機能との連携を加えることにより、Junos PulseのオンデマンドVPN機能を利用したGoogle Apps へのシングルサインオンができるようになった。