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Citrixが「Citrix VDI-in-Box 5.1」をリリースした。Citrix VDI-in-a-Boxは、中小企業を対象に開発されている商用の仮想デスクトップ環境。低価格で、設定の容易性といった特徴をもつオールインワンタイプの仮想デスクトップソリューションで、PCの購入コストや管理コストの削減、テレワーク/ノマドワーク環境の実現といった有用性を提供するプロダクト。
VDI-in-a-BoxはもともとKavizaによって開発されていた仮想デスクトップ環境。Citrixが2011年6月にKavizaを買収し、以降Citrixが開発及び販売を行なっている。VDI-in-a-Box 5.1は2011年11月に公開されたVDI-in-a-Box 5のフォローアップバージョンとなる。
VDI-in-a-Box 5.1では、Windows Server 2008 R2及びWindows 8(プレビュー版)のサポート、Active Directoryのフェイルオーバーや仮想IPアドレスのサポート、Google Earthサポートなどが追加されている。またリソースを有効活用できるように共通部分を単一のイメージで管理する機能、アプリケーションや設定をユーザごとに管理する機能が導入されており、共通部分をマスターイメージに集約することで無駄なストレージコストを削減できるようになった。