アライドテレシスは8月27日、マルチレイヤー・モジュール・スイッチ「SwitchBlade x8100シリーズ」の発売を、9月4日より開始すると発表した。SwitchBlade x8100シリーズは、7U 12スロットシャーシの「AT-SBx8112」を中核に、コントロールファブリックカード「AT-SBx81CFC400」、ラインカード等のオプション(別売)製品で構成される。

「AT-SBx8112」

発売されるのは、「AT-SBx8112」(7U 12スロットシャーシ)、「AT-SBx81CFC400」(400Gbpsコントロールファブリックカード)、「AT-SBx81GT24」(ラインカード(10/100/1000BASE-Tポート×24))、「AT-SBx81GP24」(ラインカード(10/100/1000BASE-T(PoE)ポート×24))、「AT-SBx81GS24a」(アドバンスドラインカード(SFPスロット×24))、「AT-SBx81XS6」(アドバンスドラインカード(SFP+(10G)スロット×6))、「AT-FL01-SBx81-a」(プレミアムライセンス)の7製品。

「SwitchBlade x8112」は、ギガインターフェース最大240ポート、10Gインターフェース最大60ポートを装備でき、大容量テラビット・バックプレーンと高密度ギガ・10G収容能力をもつ。

コントロールファブリックカード専用スロットを2個搭載しCPUの冗長化に対応するほか、ロードバランスで動作する4スロット構成の冗長電源システムによる筐体内での二重化、CPU高速切り替えに対応する。

電源/ファン/ラインカード/コントロールファブリックカードは、ホットスワップが可能なためネットワークを停止することなくシステムの拡張、保守が行うことができ、電源は1200W電源を採用している。

「AT-FL01-SBx81-a」は、OSPFv2、PIM-SM、PIMSSM、PIM-DMなどのルーティングプロトコルに加え、ダブルタグVLAN、UDLD(UniDirectional Link Detection)、ローカルRADIUSサーバー拡張機能などの拡張アプリケーション機能、さらに、MLDv1/v2、RIPng、OSPFv3、PIM-SMv6、PIM-DMv6などのIPv6拡張機能を含んだ追加ライセンスとなる。

価格は、「AT-SBx8112」が89万7,000円、「AT-SBx81CFC400」が147万円、「AT-SBx81GT24」が52万4,000円、「AT-SBx81GP24」が74万7,000円、「AT-SBx81GS24a」が74万7,000円、「AT-SBx81XS6」が142万5,000円、「AT-FL01-SBx81-a」が100万円となる(いずれも税別)。