Evernoteとモレスキンが、Evernoteと連携するノートブック「モレスキンEvernoteスマートノートブック」を発表した。アイディアを書き込んだMoleskineノートのページを、EvernoteのiOSアプリを使って簡単にEvernoteに取り込める。
Evernoteスマートノートブックのページには、Evernoteアプリに認識させるドット模様が印刷されている。ページの取り込みには、EvernoteのiOSアプリのバージョン4.4 (8月24日にApp Storeで配信開始)で追加されたページカメラ機能を使用する。Evernoteアプリのカメラを起動して画面上部の”ページカメラ”アイコンをタップし、取り込みたいページを撮影するだけだ。ページカメラはノートページに印刷されたドットのパターンを基に傾きや歪みを補正し、読みやすいようにコントラストを調整する。Evernoteアカウントに保存された画像は手書き認識技術で読み取られるので、そのまま検索機能の対象になる。
表紙内側のポケットにスマートステッカーというカラフルなステッカーが入っている。これをページに貼ってページカメラで撮影すると、タグ付けやノートブックへの分類を自動化できる。スマートステッカーには標準でいくつかのタグが割り当てられており、またユーザーによるカスタマイズも可能。
Evernoteスマートノートブックはラージ (13×21センチ、240ページ)とポケット (9×14センチ、192ページ)の2つのサイズがあり、ページスタイルはルールド (横罫)とスクエアード (方眼)の2種類。価格はラージが3,150円で、ポケットが2,205円。本体、スマートステッカー、さらにEvernoteプレミアムアカウントの3ヶ月分の無料コードが付いてくる。
出荷予定は10月1日で、すでにモレスキンの公式オンラインショップで予約受け付けが始まっている。同ショップの限定販売であり、完売したら予約販売中であっても販売が終了する可能性があるという。