ジャストシステムは8月23日、同社の運営するセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」にて実施した、ソーシャルゲームの利用状況調査の結果を発表した。同調査は8月10日~13日に行われたもので、ソーシャルゲームの利用経験がある1000人が対象となっている。
発表によると、調査対象であるソーシャルゲーム利用者の48.5%が、有料アイテムを購入するなどの課金経験があると答えている。何を購入したのかを尋ねた質問では、最も回答数が多かったのは「アバター関連のファッションアイテム」(20.3%)で、以下「回復 / 時間短縮用アイテム」(19.6%)、3位「ガチャ / 景品くじ(コンプガチャ以外)」(16.2%)、「ガチャ / 景品くじ(コンプガチャ)」(15.4%)と続く。
1ヵ月の平均使用額については、課金ユーザーの89.8%が5000円以内となっている。「1000円以内」が55.3%と多かった一方で、「3万円以上」と回答した人も2.3%いたという。課金経験のあるユーザーの60.6%は、使用した金額について「反省・後悔している」「どちらかと言えば反省・後悔している」と答えている。また、課金ユーザーにコンプガチャが規制されたことで使用金額が変化したかを尋ねた質問では、「使用金額が減少した」が31.9%、「変わらない」が61.9%という結果になっている。
「無駄遣い」は金銭だけではなく時間にも及んでおり、ソーシャルゲームに費やしたプレイ時間については、41.2%が「反省・後悔している」もしくは「どちらかと言えば反省・後悔している」と答えている。
同調査の詳細データは、同社のWebサイトで会社名や氏名などを登録してダウンロードできる。