東日本大地震被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」から、新たにジェーン・バーキン氏と中島ノブユキ氏のコラボレーションによる作品「une petite fille」(少女)が発表された。
今回の作品では、イギリス出身の女優・歌手であるジェーン・バーキン氏がテキストと声を担当。菊地成孔やUA、持田香織の楽曲などを手がけてきた作曲家の中島ノブユキ氏が作曲とピアノ演奏を行った。なお、同作品はバーキン氏が日本でチャリティーコンサートを開催した際に出会った少女との会話が投影されているという。
「kizunaworld.org」は、坂本龍一と平野友康が発起人となったプロジェクト。坂本龍一を始めとするアーティストらの作品を通じて、東日本大震災の被災地支援のための寄付を募るもので、プロジェクトの趣旨に賛同するアーティストたちの作品を毎月発表している。
同プロジェクトでは、ひとつの作品に対して1口(1,000円)から寄付を受け付ける。映像作品のダイジェスト版がYouTubeにて公開されており、フルバージョンを購入することで寄付ができるという仕組みになっている。
集まった寄付金の全額(決済手数料を除く)は、被災地で「いま必要な支援」として《医療》・《こども》・《食料》・《住宅》・《エネルギー》の分野を代表する5つの支援団体に対して均等に分割し、四半期ごとに寄付を行っているという。