SAPジャパンは8月21日、SAP HANAプラットフォーム上で稼働する、またはSAP HANAと連携するアプリケーションの開発を希望する新興企業やソリューションパートナーを支援するグローバルプログラム「SAP Startup Focus Program」を日本で開始すると発表した。

同プログラムは、本年3月より米国で開始され、順次、欧州、アジアにおいても開始されている。

SAPジャパンではプログラムを通して、「リアルタイム」「モバイル」「クラウド」「ビッグデータ」「ソーシャルネットワーク」といった課題に取り組む新興企業を支援し、SAP HANA上で稼働するアプリケーション開発を成功へ導くとともに、優れた起業家および新しい創造力の育成支援に取り組む。

このプログラムでは、SAP HANAの開発環境の提供や技術支援を行うほか、2012年11月13日から15日までスペインマドリードで開催されるSAP最大の年次イベント「SAPPHIRE NOW Madrid」でもSAP Startup Focus Programから創出された新アプリケーションが発表される予定となっている。

プログラムは、革新的な技術の新たな可能性を創出する目的で展開され、アプリケーション開発のために必要な開発環境などの事前の投資、およびグローバルな見込み顧客へのプロモーション活動をSAPが支援することで、新興企業やソリューションパートナーにとっても大きなメリットがあり、斬新なアイデアを活かす機会となる。

日本における同プログラムを開始するキックオフイベントとして、SAP Startup Forum Tokyoを、2012年8月29日にSAPジャパン本社にて開催する。同イベントにて、プログラムへの参加を検討している企業に対して詳細を説明する。

「SAP Startup Forum Tokyo」イベント