エプソンは、ビジネスインクジェットプリンタの新商品として、A4カラーインクジェットプリンタ「PX-675F」、「PX-605F」、「PX-205」を9月20日より発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は「PX-675F」が3万円台後半、「PX-605F」が2万円台後半、「PX-205」が1万円台中盤。
同3機種は、全色顔料インクを採用し、普通紙でもくっきり鮮やかな高品質印刷と、A4カラー9.5ipm(A4カラー9.5ipm、A4モノクロ15ipm。プリンタドライバー初期設定値)の高速印刷、自動両面印刷標準対応、6万ページ(A4印刷時)の耐久性を実現したミドルクラスのビジネスインクジェットプリンタ。廃インクを吸収する「メンテナンスボックス」を利用者が簡単に交換可能となったことで、プリンタのダウンタイムが軽減されるとのこと。さらに、用紙カセットと用紙排紙部などの操作性や強度を向上させることで、ビジネスユースに適した構造とした。
PX-205は単機能プリンタだが、それ以外のPX-675FならびにPX-605Fは、プリント・コピー・スキャン・カラーファクスの機能を1台に搭載したA4カラーインクジェットファクス複合機。両機種については、クラウドサービスを活用したプリントサービス「Epson Connect」の全機能に対応している。
なお、PX-675Fは用紙カセットを2段、PX-605Fは用紙カセットを1段搭載している。操作パネル部はあらたに固定式を採用し、堅牢さと耐久性を向上。ライティングナビゲーション機能をもつタッチパネルを搭載することで、操作性を高めたという。