The Dojo Toolkit is an open-source JavaScript toolkit useful for building great web applications. |
The Dojo Foundationは15日(米国時間)、Dojoの最新版となる「Dojo 1.8」を公開した。Dojoは、JavaScriptで開発されているAjaxアプリケーションフレームワークのひとつ。クロスプラットフォーム対応となっており、BSDスタイルライセンスとAcademic Free Licenseのデュアルライセンスのもとオープンソースで提供されている。
Dojo 1.8は、2011年末にリリースされたDojo 1.7以来のメジャーリリース。Dojo 1.8では主にドキュメントの品質向上に焦点が当てられ、新しいコンポーネントもいくつか追加されている。
コミュニティのフィードバックをもとにドキュメントに対して500以上の修正が加えられており、リファレンスガイドには1500以上のコミットや再編成が行われた。また、「js-doc-parse」というJavaScriptファイルを解析してインラインドキュメントを抽出するライブラリも新たに開発し、APIビューワの出力に利用している。APIビューワの強化も行われているという。
Dojo 1.8はドキュメントだけでなくコンポーネントの追加や強化も実施されている。dojo/requestやdojo/router、dojo/promise、dijit/Destroyable、dojox/Calendar、dojox/dgauges、dojox/treemapといったコンポーネントが追加されており、dojox/mobile、dojo/dnd、dojo/parse、dojo/Statefulなど既存コンポーネントの強化も施されている。Dojo 1.8の詳細な情報はリリースノートが参考になる。