アライドテレシスは、コア・スイッチSwitchBlade x908/x900シリーズ用の拡張モジュールAT-XEM-2XT、AT-XEM-12Sv2/AT-XEM-12Tv2の出荷を8月22日より開始すると発表した。あわせて、ケーブル製品にシールド付CAT6Aケーブルをラインナップし8月10日より販売を開始している。

コア・スイッチ「SwitchBlade x908」製品画像

AT-XEM-2XTは、IEEE 802.3an準拠の10GBASE-Tに対応したインタフェースを2ポート搭載したSBx908/x900シリーズ用拡張モジュールで、シールド付CAT6Aケーブルは、10GBASE-T用カテゴリ6A ScTP(一括シールド付)ケーブル。500MHzまでの広帯域で優れた電気特性を確保し、ケーブル構造によりエイリアンクロストークを抑制する。

AT-XEM-2XTと取り回しのしやすいシールド付CAT6Aケーブルを使用することで、10G環境への移行を容易に実現する。また、IEEE 802.3an規格に準拠している他社製品と接続できるため、ネットワーク拡張を検討中の場合も柔軟かつ安価に10Gネットワーク環境を提供することが可能。

AT-XEM-12Sv2/AT-XEM-12Tv2は、現行のAT-XEM-12S/AT-XEM-12Tの後継機。本製品をSBx908に搭載することで、LAG設定可能数、FDBエントリー数、IPv4ホストエントリー数、ACL数を拡張できる。

また、AT-XEM-2XT、AT-XEM-12Sv2/AT-XEM-12Tv2のリリースに先立ち、SBx908/x900シリーズ用のファームウェアをバージョンアップし、新ファームウェアAW+5.4.2-2.5の同社ホームページからのダウンロードサービスを8月15日より開始する。