ソフォスは8月14日、モバイルデバイス管理(MDM)製品の最新版「Sophos Mobile Control 2.5」を発表した。最新版では、Webベースの管理コンソールが改善され、コンプライアンスやポリシーに関する機能拡張が行われている。
管理コンソールにおいては、詳細でグラフィカルなレポートが追加されたことで、モバイルデバイスの管理が容易になったほか、アップデートが必要なデバイスを即座に把握し、すべてのデバイスを常に確実かつ安全な状態に維持することが実現される。
コンプライアンスについては、モバイルクライアントのエージェントアプリにデバイスのコンプライアンス状況、コンプライアンス違反となっている理由や問題を解決するためにユーザーが実施する必要があるアクションを把握できる機能が追加され、ユーザー自身で現在のコンプライアンスの状況を把握できるようになった。
セキュリティポリシーについては、順守していないモバイルデバイスに対し、管理者がリモートからデバイスにある企業データの消去を実行して情報流出のリスクに備えることができるほか、iOS管理アプリケーションのサポートしている。
多くのデバイスで共通する設定についてワークフローを活用して最適化することが可能になったことで、管理者はワンクリックで共通タスクの大部分を完了できる。