Quarkは、「QuarkXPress 9」の無償アップデータ「QuarkXPress 9.3.1」の提供を発表した。
今回のアップデートによって、「QuarkXPress 9」のすべての機能をOS X Mountain Lionで使用可能になる。これにより、対応確認済みのOS Xのバージョンは、Leopard(OS X 10.5)、Snow Leopard(OS X 10.6)、Lion(OS X 10.7)、Mountain Lion(OS X 10.8)の計4種類となった。
また、アップルがMountain Lionより追加したセキュリティ機能「Gatekeeper」に対応。悪意のあるソフトウェアのインストールを防止する「Gatekeeper」のデフォルト設定で、QuarkXPress 9をインストールできるようになったという。
Macを使用しているQuarkXPress 9ユーザーは、同社Webページより無料でダウンロードできる。 Windowsマシンを使用しているQuarkXPressユーザーは、引き続き QuarkXPress 9.3を使用してほしいとのことだ。
なお、バージョン3以降の「QuarkXPress」ユーザーについては、3万6,000円で最新版の「QuarkXPress 9」にアップグレードできるという。「QuarkXPress 9」からの新機能としては、Kindle、iPadおよびePUB用デバイス向けパブリッシングへの対応などがある。