キヤノンは8月9日、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、明るさ6,000lm(ルーメン)の高輝度・高画質を両立しながら優れた省エネ性能を実現した「SX6000」など、液晶プロジェクタ5機種の発売を、8月中旬より順次開始すると発表した。価格はオープン。
新たに発売するのは「パワープロジェクター SX6000」、5700lmでWXGA+対応の「パワープロジェクター WX6000」、2500lmでWXGA対応の短焦点モデル「パワープロジェクター LV-8227A」、3000lmでXGA対応の短焦点モデル「パワープロジェクター LV-7392A」、2600lmでXGA対応の短焦点モデル「パワープロジェクター LV-7297A」の5機種。
「SX6000」は、6,000lmの高輝度でSXGA+(1,400×1,050ドット)対応。美しい白を再現する高画質に加え、優れた省エネ性能を実現した、インストールタイプのビジネス向け液晶プロジェクタ。超望遠ズームタイプの交換レンズを新規オプションとして加えることで、投写距離約15mまでの遠距離からの投写が可能となり、より幅広い投写領域が可能となる。
主な特徴として、反射型液晶パネルLCOSの開口率を約96%まで向上させ、光学システムAISYS4.1で有機偏光板を不要にしたことにより、6,000lmの高輝度を実現し、明るく格子感のほとんどない滑らかな高画質映像を投写することができる。また、R・G・B3色の投写光のバランスをより高めることができ、最も輝度が高く使用頻度の多いプレゼンテーションモードでも、輝度を下げることなくバランスのとれた美しい白を再現し、鮮やかな映像を投写する。1lmあたりの消費電力は約0.073-/lm。