ARMは、米CaviumがARMv8アーキテクチャのライセンスを取得したことを発表した。

ARMv8アーキテクチャは、64ビット実行に対応するARMアーキテクチャで、これをベースとするプロセッサは、64ビット実行と32ビット実行の併用が可能となる。開発では、実績のある高いエネルギー効率を64ビットにも継承することを重視したという。

マルチコアプロセッサベンダであるCaviumは、ARMプロセッサ搭載製品を含め、高度に差別化されたSoCを長年にわたって提供してきた。今回のアーキテクチャライセンスの取得により、高度に最適化された64ビットカスタムコアやSoC実装を通じて革新を実現し、クラウド市場やデータセンター市場に新たなソリューションを提供することが期待されるとコメントしている。