NTT東日本は、公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」の約4,800カ所の既存エリアにおいて、8月8日から順次、Web認証方式での接続に対応すると発表した。これにより、従来は「光ポータブル」等モバイルWi-Fiルータを経由して利用する必要があったスマートフォンやタブレット等のPPPoE非対応端末でも、「フレッツ・スポット」に直接接続できるようになる。
Web認証方式とは、NTT東日本が発行するID(フレッツ・スポット認証ID)とパスワード(フレッツ・スポット認証パスワード)を使って接続認証する方式。
提供開始時期は、東京メトロ各駅が2012年8月31日までに全エリアで提供開始予定のほか、羽田空港は同9月上旬までに、つくばエクスプレス列車内が同9月30日までに提供開始予定。
また、エスプレッサメンテ イリー、ケンタッキーフライドチキン、カフェ&バープロント、スターバックス、カフェソラーレ、モスバーガー、カフェ・ド・クリエ、ロッテリア、セブン&アイホールディング各グループの各店舗でも順次拡大し、「光ステーション」による「フレッツ・スポット」利用可能エリアと合わせて、本年度末までに5万カ所に拡大する。
対応接続ツールは、Android向けの「FLET’S 光WiFi」かんたん接続ツール。iOS向けの「FLET’S 光WiFi」かんたん接続ツールは、今後対応予定だという。