NECビッグローブは8月7日、Twitter利用者向けの情報サイト「ついっぷるトレンド」でのツイート分析をもとに、7月のTwitter利用動向を発表した。
発表によると7月の日本の総ツイート数は13億7669万件で、6月から13%増加している。ロンドン五輪の影響で深夜の国内総ツイート数が大幅に増えており、開幕前との比較では、1時~3時59分の時間帯で25%、4時~6時59分で20%アップしている。
1日あたりの国内総ツイートは、男子サッカー日本代表のスペイン戦が行われた7月26日が4787万件で、平日にも関わらず同社の調査としては歴代2位のツイート数を記録した。柔道・海老沼選手の準々決勝が行われ、旗判定が覆ったことで話題になった7月29日も4770万件のツイート数を記録してこちらも歴代3位となった。また、フジテレビの「27時間テレビ」の放送日だった7月22日は4788万件と歴代1位のツイート数になり、同社調査の総ツイート数ランキング1位~3位が7月中に揃って更新された。
なお、端末別の投稿比率では、スマートフォンからの投稿が過半数の50.7%まで伸び、携帯からの投稿数は11.8%まで減っている。
7月のワードランキングの1位は、金曜ロードSHOW!で放送された映画「となりのトトロ」。6位には「サマーウォーズ」が、10位には「千と千尋の神隠し」のキャラクターである「ハク」が入っており、映画関連ワードが目立つ。また、7月5日に生まれ6日後に急死したパンダの赤ちゃんや、イチロー選手のヤンキースへの突然の移籍なども大きな話題となった。
ハッシュタグランキングでは、7月からスタートしたアニメ番組「ゆるゆり」、「じょしらく」のハッシュタグ「#yuruyuri」「#joshiraku」がそれぞれ2位と8位に入っている。
同分析の集計対象期間は7月1日午前4:00~8月1日午前4:00。総ツイート数はサンプリングによるデータ集計値で13億7669万1540ツイート、日別での最多投稿日は7月22日の4788万3410ツイート。