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Netcraftは8月2日(米国時間)、2012年8月におけるWebサーバ調査の結果「August 2012 Web Server Survey」を公開した。同調査では約6億2800万のサイトからレスポンスを得ていると報告されており、インターネットにおけるサイト数は前月の調査と比較して約3800万サイト減少しているという。
2010年後半から今年の前半にかけて成長を続けてきていたWebサーバ市場だったが、同調査では7月、8月と2ヵ月連続でサイト数が減少している。8月はどのWebサーバもシェアを落としており、特にApacheは約3600万サイト減少し、シェアも59%に落ちている。またMS IISが約85万、Nginxが約140万、Googleが約37万とそれぞれサイト数を減少させている。
6月6日にIPv6の普及を目的とした世界規模のイベント「World IPv6 Launch」が開催されたが、Netcraftではこのイベントに合わせてIPv6の使用状況を調査報告している。6月時点ではIPv6に対応しているホスト名の数は700万だったが、8月の調査では3000万に増加しており、4倍以上へと跳ね上がっている。IPv6についてはWebサーバの対応が着実に進んでいることがわかり、今後も引き続き増加していくことが予想される。