日本インフォメーションは8月6日、これまでのオンプレミス版に加えiPad向けペーパーレス会議システム「スマートセッション」のクラウド版サービスの提供を、同日より開始すると発表した。

「スマートセッション」

「スマートセッション」はサーバ上の仮想会議室に資料(PDF)を格納し、複数の端末から資料の共有が可能なペーパーレス会議システム。会議に参加している参加者の画面には発表者の画面や操作(ページ移動、メモ・マーカー、拡大縮小表示)が連動されるため、より訴求力の高い説明を可能とし、参加者は独自にページの先読み・戻り読みをしたり、自分のメモを残したりすることもでき、会議中にボタンひとつで発表者として他の参加者に画面を同期させることができる。

クラウド版は、オンプレミス版とも併用することができ、社内での会議は自社サーバで行い、会社間の会議ではクラウドサービスで行うといった様に、両方の接続方法を1台の端末で切り替えて使用することが可能となる。

価格及びオプションなどは、クラウド版の共有タイプが、初期導入費5万円、月額が3万円、HDD領域が1GB、チケットが20枚、会議室数が3室、登録ユーザー数が50ユーザー、クラウド版の専用タイプが、初期導入費10万円、月額が7万5,000円、HDD領域が10GB、チケットが50枚、会議室数が無制限、登録ユーザー数が無制限となっている。

同社では、スタート支援キャンペーンとして、9月30日までに契約した企業に限り、共有タイプの初期導入費用相当分5万円の値引き、端末同士を無線APもしくはBluetoothで接続し、ページ連動しながら会議・プレゼンを行うパーソナルエリア会議の機能を9月30日まで85円(通常2,000円)で提供、オンプレミス版の1カ月無償トライアルの3点を実施する。