サイオステクノロジーは7月31日、HAクラスタソフトウェア 「LifeKeeper for Linux v8」を販売開始したと発表した。新版では、対応プラットフォームが追加されたほか、独自形式のログ出力からsyslogによるログ出力の変更などが行われた。
今回、新たにサポートされたのは「Red Hat Enterprise Linux 5.8」、「Oracle Enterprise」、「Linux 5.8 (Non-UEK kernels)」「Red Hat Enterprise Linux 6.2」、「CentOS 6.2」。
「Core」「IP」「DataKeeper for Linux」「Generic Application」の機能において、syslogによるログ出力となった。「Core」はTCP-IPプロトコルによるpingnfsに対応し、「Generic Application」はGUI画面にヘルプが追加された。
オラクル製品については、SYSOPER権限のユーザーに対応したほか、oratabが/etcと/var/opt/oracleディレクトリのいずれかに配置されていても参照できるようになった。SAP製品については、インタフェースを標準的なSAP HAに統合した。
そのほか、従来のインストールCDとCoreディレクトリを統合した新しいセットアップCDへの変更や、インストール時にredhat-lsbパッケージへの依存関係のチェックするように修正などがなされている。