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Vert.xプロジェクトは24日(現地時間)、Vert.xの最新版となる「Vert.x 1.2」を公開した。Vert.xはJava仮想マシン上で動作するイベント駆動型のアプリケーションフレームワーク。VMwareの支援のもと開発されており、多言語対応、非同期、スケーラブル、並列処理などの特徴を有している。
Vert.x 1.2では新たにモジュールシステムを採用し、モジュールリポジトリを提供している。モジュールシステムを導入することで、ユーザがコミュニティにモジュールを寄与し、他のユーザが再利用できるようになる。モジュールを参照している場合は自動的にリポジトリからインストールされ、"vertx install"コマンドで手動で入れることも可能となっている。
また、Vert.xはこれまでJavaScript、Ruby、Groovy、Javaに対応していたが、新たにPythonおよびCoffeeScriptがサポートされた。その他に機能の修正やバグフィックスが行われている。
Vert.xプロジェクトでは今後、モジュールのホット・リデプロイやテスティングサポートの改善、開発向けモジュールの追加、ScalaおよびKotlinのサポートなどを計画しているという。