NECディスプレイソリューションズは、無線LAN対応のLEDプロジェクタ「NP-L51WJD」を、8月20日から発売すると発表した。価格はオープンだが、市場想定価格は6万5,000円程度。
「NP-L51WJD」は、昨年9月に発売した「NP-L50WJD」の後継モデルで、無線LANに対応したことにより、スマートフォンやタブレットPCなどからの画像伝送やPCのリモートコントロールが可能。
光源にはLEDを採用し、明るさは500ルーメン。LEDの寿命は20,000時間。使用時の消費電力は110W、スタンバイ時の消費電力は0.5Wと省電力設計となっている。さらに、エコモードを「オン」に設定すると、使用中の消費電力を約30%抑えられる。
SDカード、USBビューワ機能に対応し、PCがなくても静止画、音楽、動画再生が可能。また、1GBのメモリを内蔵しているほか、Microsoft OfficeのPowerPoint、Word、Excelや、Adobe PDFを直接閲覧できるオフィスリーダーや、デジタル入力に対応したHDMI端子を搭載している。
そのほか、投写などに関する特徴として、電源を入れてから約4秒で接続しているパソコンやビデオの映像を画面に写すことができる「クイックスタート」機能、AC電源が供給されると、自動的に電源が入り、映像を投写する「ダイレクトパワーオン」機能のほか、プロジェクター本体を上下に傾けたときに起きる投写画面の台形歪みを、垂直方向 最大約40度の範囲で自動調整する「自動台形歪補正」機能を搭載している。
さらに、プロジェクターとメガネとの同期を映像信号から直接取るDLP Link方式を採用しているため、3D映像が視聴できる。
主な仕様は、アスペクト比が16:10、最大解像度が1,920×1,080ドット、画面サイズ(投写距離)は17~100型(0.52~3.0m)、コントラスト比は4,000:1。インタフェースは、D-Sub×1、HDMI×1、RCA×1、SDカードスロット×1、USB(タイプA)×1、Mini USB(タイプB)×1で、2Wモノラルスピーカを内蔵する。外形寸法はW226×H43× D175mm、重量は1.2kg。