東芝ソリューションは、スーパーストリームが提供する経営基盤ソリューション「SuperStream-NX(スーパーストリームエヌエックス)」のSaaS対応サービスである「SuperStream-NX SaaS対応版」の提供を開始した。このサービスにより、財務会計ソリューションラインナップおよびクラウドサービスの強化を図っていくという。
「SuperStream」シリーズは、累計6,640社(2012年3月末現在)の導入実績を持つ財務会計パッケージ。導入実績に裏付けられた高品質な「導入支援サービス」や「SuperStream専用サポートデスク」の設置により、スムーズで安心できるシステム導入と財務会計システムの安定稼働を支援するもの。このたびクラウドサービスで提供する「SuperStream-NX SaaS対応版」は、国内の商習慣や各種制度対応、また内部統制に対応済みであり、今後必要となるIFRSにも順次対応予定。さらに、グローバル会計に求められる多通貨・多言語にも対応していくとのことだ。
同クラウドサービスの導入にあたっては、顧客の要件や体制に応じて選択可能な各種サービスが用意されている。また、現在利用している会計システムからの移行サービスや、他システムとの連携機能の提供も行っていくとのこと。本稼動後は、オンプレミス版を導入している顧客と同様のサポート体制である「SuperStream専用サポートデスク」を利用できる。
また、同クラウドサービスは中堅企業向け基幹業務パッケージ「AGENT3(エージェントキューブ)」シリーズとしてラインナップに追加し、他のAGENT3各製品とのシステム連携の強化を図っていくとのことだ。
同社はこの商品について、財務会計ソリューションを短期間、低コストでの導入をご要望されている企業を中心に、今後3年間で100社への導入を計画しているという。