さくらインターネットは、物理サーバーの性能とクラウドの使い勝手を両立した専用サーバーサービス「さくらの専用サーバ」に、7月31日から新たに「エクスプレスG2シリーズ」を追加すると発表した。
さくらの専用サーバは、複数台構成の台数上限がなく、申し込みから最短10分で利用できるサーバーサービス。エクスプレスG2シリーズは、Intelの最新プロセッサーであるIvy Bridge Xeon E-3 1230V2 3.30GHz(4Core)を搭載した富士通「PRIMERGY RX100 S7」を採用し、高性能ストレージ(SAS、SSD、ioDrive)搭載モデルが初期費用なしで利用できる。インターネット接続回線は100M共有回線(ベストエフォート)が標準となっており、帯域保証回線やギガ回線も有償オプションとして提供される。
いずれのモデルも最短10分で利用可能で、SATA HDDを搭載したサーバーは月額料金1万9800円、データベース用途に人気のioDrive搭載サーバーは月額料金4万9800円などとなっている。
また新シリーズのリリースにあわせて、ユーザーから多数の要望があったという「ファイアウォール」の提供も開始される。インターネット側のセグメントをユーザーごとにVLANで構成する「専用グローバルネットワーク」をファイヤーウォールと同時に利用することで、安全なサーバー運用を実現できるという。