エス・アンド・アイは7月19日、2011年からレノボ・ジャパンからハードウェアの提供を受けて販売しているシンクライアント専用端末「ThinBoot ZERO」のラインナップを刷新したと発表した。

従来からのデスクトップモデルに、レノボ史上最小のデスクトップPC「Tiny」もラインアップに加わり、ThinBoot ZEROは、B5ノート/A4ノート/ディスプレイ一体型デスクトップ(All-in-one)/コンパクトデスクトップの4タイプから選べるようになった。

今回、新たにThinBoot ZEROのラインアップに加わった「Tiny」は、筐体の一辺がゴルフボール4個分の手のひらサイズという省スペースに加え、省電力でありながら、ディスプレイサイズを柔軟に選択できるのが特長。

デスクトップPCを利用しているユーザーは、シンクライアント環境に移行する際にも、現在利用しているディスプレイをそのまま利用できるというメリットがある。さらに、Tiny本体をディスプレイ背面に取り付けて机上のスペースを確保したり、広く販売されているモニターアームに取り付けるなどして、オフィスの限られたスペースを有効に活用することができるという。

主な仕様と価格は、「B5 NOTE type」は、CPUがIntel Celeron 877(1.4GHz)、メモリが2GB PC3-12800 DDR3 SDRAM、外形寸法がW287×D212×H21.7-23.5mm、重量が1.5kgで、価格が7万4,800円(税別)。

「A4 NOTE type」は、CPUがIntel Celeron B820(1.7GHz)、メモリが2GB PC3-12800 DDR3 SDRAM、外形寸法がW380×D247×H31.7-33.4mm、重量が2.58kgで、価格が7万4,800円(税別)。

「All-in-one type」は、CPUがIntel Celeron G460(1.8GHz)、メモリが2GB PC3-12800 DDR3 SDRAM、外形寸法がW506.8×D107×H411mm、重量が7.95kgで、価格が7万9,800円(税別)。

「Compact Desktop type」は、CPUがIntel Celeron G540T(2.1GHz)、メモリが2GB PC3-12800 DDR3 SODIMM、外形寸法がW34.5×D182×H179mm、重量が1.98kgで、価格が5万3,000円(税別)。