サイオステクノロジーとノベルは7月18日、仮想化および事業継続分野において協業したと発表した。これにより、サイオスはノベルの特定一次店として、ノベルの仮想化移行・管理・ディザスタリカバリソリューション「PlateSpin」製品群の販売を開始する。

サイオスは、ハイアベイラビリティクラスターソフトウェア「LifeKeeper」、データレプリケーションソフトウェア「DataKeeper」を仮想環境、クラウド環境に対応することで、新しい事業継続ソリューションの提供に取り組んでいるが、今回、PlateSpinが同社の事業継続ソリューションを強化できる製品と判断し、ラインアップに加えることとした。

統合ディザスタリカバリによる、データセンターでのより多くのワークロード保護

PlateSpinは、データセンターにおけるサーバ・ワークロードのプロファイル作成・移行・管理・保護機能により、サーバ統合、データセンターの移設、ハードウェアリースのリプレース、障害復旧などのデータセンター施策を簡素化する。

PlateSpinはマルチプラットフォームに対応し、ハイパーバイザとしては、VMware ESX/ESXi、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer、Vietual Iron、Xenを統合したSUSE Linux Enterprise Server、OSとしてはSolaris、Windows(32ビット版/64ビット版)、SUSE Linux Enterprise Server 9、Novell Open Enterprise Server 2をサポートしている。

PlateSpin製品群には、仮想化アセスメントソリューション「PlateSpin Recon」、仮想化移行ソリューション「PlateSpin Migrate」、ディザスタリカバリ/バックアップソリューション「PlateSpin Protect」、ディザスタリカバリ/バックアップ向けハードウェアアプライアンス「PlateSpin Forge」がある。

ノベル「PlateSpin」製品群