富士通マーケティング(以下、FJM)は7月18日、中堅市場向けのITインフラソリューションサービス「AZSERVICE(アズサービス)」のラインナップを拡充し、中堅市場に特化したクラウド基盤サービス「AZCLOUD IaaS」の提供を8月より開始すると発表した。

「AZCLOUD IaaS」利用イメージ図

新サービスは、基幹業務システム向けに、初期環境構築サービス、閉域VPN環境、運用サポートまでをクラウド基盤にセット化して提供する仮想プライベートクラウド。

既存システムのクラウド環境への移行や、AZCLOUD IaaS上に業務アプリケーションGLOVIA smartシリーズなどを組み合わせたシステムを提供することで、中堅中小企業の顧客の経営をサポートする。

AZCLOUD IaaSの特徴は「ユーザ自身がコンソール画面で行っていた初期設定を、専門技術を持つSEが行い、顧客が必要とされる構成済みのクラウド環境を提供」、「クラウド利用に必要な回線の手配やセキュリティの構築も全てセット化しているため、安心・安全なクラウド環境を手軽に利用」、「クラウド環境の利用により、顧客の将来的な経営を見据えた柔軟なシステムを構築」、「自社で機器を保有しないため、機器の入れ替えや管理・運用負荷、コストを削減しながら、顧客の成長に合わせ段階的なクラウド環境への移行が可能」という点。

「AZCLOUD IaaS」サービスメニュー

販売価格は、初期費用が29万1,000円から、月額費用は8万2,000円から(税別)。