日立製作所は、韓国において、主に韓国でビジネスを行う日本企業に向けてデータセンターサービスを7月19日から提供開始すると発表した。これに伴い、LG日立と韓国のIT企業であるLG CNSが提携する。
同サービスは、日立の国内にあるデータセンターとLG CNSの韓国内のデータセンターを接続し、相互に設置しているシステムのデータ連携やバックアップなどをはじめ、さまざまなデータセンターサービスを提供するもの。
現在、LG CNSは韓国に3拠点のデータセンターを保有し、今年12月に4拠点目のデータセンターを新設する予定。日立は、韓国国内でLG CNSのデータセンターを活用し、同センターにおける運用設計、テクニカルなユーザーサポート、品質管理などをLG日立に委託する。
日立は、今回のLG CNSならびにLG日立とデータセンター分野の提携により、主に韓国でビジネスを行う日本企業の支援を進めるほか、今回の韓国でのデータセンターサービスを第1弾とし、今後2年間で海外のデータセンター事業者との協業を含め、アジア地域を中心に数十拠点でのデータセンターサービスの提供を目指す。