日本オラクルは7月17日、業務改善の試験的プロジェクトや部門単位での展開に最適なビジネスプロセス管理のエントリ製品「Oracle Business Process Management Standard Edition(以下、Oracle BPM SE)」を提供開始したと発表した。
Oracle BPM SEは、現状の業務プロセスの可視化と理想モデルの設計や業務の進捗管理、人員のワークフローなど、業務改善の取り組みの根幹となる機能に限定することで、シンプルな導入・運用を実現する。
Oracle BPM SEが提供する主な機能は、「プロセス・モデリング機能:任意の業務プロセスにおける人員の役割とシステムを明示し、全体的な業務フローを定義」、「プロセス実行基盤:ユーザーの操作画面と既存システムとの簡易的な連携を実現」、「モニター機能:定義したプロセス稼働後における業務状況を把握して、改善状況を分析するカスタマイズ可能なモニター機能」など。
価格は指名ユーザーライセンス当たり9万1,350円で、最少ユーザー数は100ユーザーからとなっている。