Team GeoFormingは、展覧会「紙とデジタルファブリケーション ―手と工作機械の折り合い」を開催する。会期は8月15日~9月7日、会場は竹尾見本帖本店。
同展覧会は、独自開発した筋押しマシンによる実演やインスタレーションによって、紙とデジタルファブリケーションの織りなす世界観を見せるもの。紙を折るという行為による「半プロダクト」をテーマに、人がプロダクトに介入することで完成する、紙と人との新たなコミュニケーションの可能性を探っていく。
会期中の8月17日18:30~20:00には、スペシャルトーク「紙のミカタ」を開催。紙をメディアとしてだけでなくひとつの素材、物体としてとらえ、専門分野の異なるゲストの視点から、紙の持つ可能性についてディスカッションする。観覧は無料だが予約制で、応募締切は8月3日となっている。
なお、デジタルファブリケーションとは、PCと接続されたレーザーカッターなどのデジタル工作機械を用いて、紙、木材、アクリルなど、さまざまな素材を成形する技術を指す単語。デジタル工作機械のパーソナル化を目指す新しいものづくりの活動として広がりを見せており、国内では今年3月にデジタルファブリケーションを個人で体験可能な「ファブカフェ」がオープンしている。