マイクロアドは7月12日、媒体社向けの広告プラットフォーム「MicroAd AdFunnel (マイクロアド アドファネル)」において、媒体社が広告枠のインプレッション単価を指定して販売できる 「Premium Exchange」を無料で提供すると発表した。
MicroAd AdFunnelは、Webサイトを訪れたユーザーにあわせて広告案件をリアルタイムに判別し、広告収益の最大化を支援するSSP(サプライサイドプラットフォーム)。これまでに500社以上の法人契約と、月間150億インプレッションの利用実績があるという。
今回、新機能としてPremium Exchangeが提供され、MicroAd AdFunnelが接続するすべてのDSP(デマンドサイドプラットフォーム)に対して、媒体社の希望単価で広告枠の販売ができるようになる。また、MicroAd AdFunnelのアドサーバー機能と併用することで、純広告と並行して広告枠を希望単価で取引することが可能となり、「収益の最大化が見込める」という。
Premium Exchangeはすでに複数の大手媒体社にてテスト運用が実施されており、支払いCPM(掲載1000回あたりの広告料金)と売上高が大幅に向上する結果が得られたという。