京都精華大学は、マンガ学部マンガ学科の客員教授に、プロクリエイターのみうらじゅん、東村アキコ、山田章博が就任すると発表した。これは、ギャグマンガコース、キャラクターデザインコースの新設などを含む2013年4月のマンガ学部改編に伴うもので、3名の着任も2013年度からとなる。
漫画家、イラストレーター、作家など多彩な顔を持つみうらじゅんは、年2回程度の特別講義を担当。同氏の活動領域が広いことから、マンガ学部のみならず、他学部生も受講できる形式での開講を予定している。
また、「主に泣いてます」、「海月姫」、「ママはテンパリスト」などの作品で知られる漫画家・東村アキコは、主にギャグマンガ領域を担当。みうらと同じく、年2回程度の特別講義の開講を予定している。また、学生とともに作品を作り上げる、ワークショップ形式での授業も想定しているという。
そして、小説「十二国記」などの挿絵を手がけるマンガ家・イラストレーターの山田章博は、主にキャラクターデザイン領域を担当。月1回程度、学生への作画指導のほか、多岐に渡るコンテンツ業界での経験などを語る授業を予定している。
なお、7月28日、29日に行われるオープンキャンパスにおいて、東村アキコの原画展が開催される。同大学の自在館3階において、「海月姫」や「ママはテンパリスト」の貴重な原画の一部が展示され、一般の観覧も可能ということだ。