パナソニック システムネットワークスと日立ソリューションズは、スマートデバイス向けセキュリティ分野において協業し、日立ソリューションズのスマートデバイス向けデータ暗号化ソフトウェア「秘文AE SmartDevice Encryption(以下、秘文AE SDE)」に対応したタブレット端末「BizPad」4機種を、パナソニック システムネットワークスが開発・製造し、7月31日から販売すると発表した。

データ暗号化ソフトウェア「秘文AE SDE」に対応したタブレット端末「BizPad」は、「BizPad」の内蔵データとmicroSDカード内データが「秘文AE SDE」により暗号化され、データ漏洩を防ぐ。暗号化・復号は自動的に行われるため、利用者は暗号化・復号を意識することなく利用できる。タブレット端末を使った作業「秘文AE SDE」は、利用者が変更することができないAndroidプラットフォームへ組み込むことでアンインストールができなくなり、より確実な情報漏洩防止環境を実現する。

また、「BizPad」と日立ソリューションズのスマートデバイス向け指静脈認証システム「静紋 JS1」を組み合わせて利用することで、「BizPad」の起動時およびスリープ復帰時のスクリーンロック解除に指静脈認証を利用することができる。

「秘文AE SDE」に対応したタブレット端末「BizPad」の利用イメージ

BizPadには、7型液晶モデル2機種(JT-H580VTRAH、JT-H580VTRGH)、10.1型液晶モデル2機種(JT-H581VTCAH、JT-H581VTCDH)の計4機種があり、価格はオープン。Android 3.2を搭載し、高い堅牢性(耐落下強度、粉塵及び水の浸入保護構造)を備え、かつ、長時間稼動が可能となる電池パック交換可能構造を備える。

BizPad 10.1型液晶モデル

BizPad 7型液晶モデル

なお、秘文AE SmartDevice Encryptionのライセンス価格は、3,150円/ライセンス。