Vico開発チームは8日(現地時間)、Vicoをオープンソースにして公開した。Vicoは、Mac OS X向けに開発されているテキストエディタ。もともとクローズドソースでプロプライエタリなアプリケーションだったが、BSDライクなライセンスのもとオープンソースとして公開されるようになった。
Vicoは、プログラマ向けに開発されている高性能テキストエディタ。Viと同じキーバインドを提供しており、キーボードから指を離すことなくテキストの編集が行える。HTMLやPHP、Ruby、JavaScriptといった様々な言語をサポートしており、同じくテキストエディタであるTextMateのBundle(拡張機能)から簡単に機能を追加できるようになっている。
Vico開発チームによると、ここ数ヵ月、開発が停滞していることを認めており、VIco開発に時間を割くことができなくなったため、オープンソースにすることを決定したという。ソースコードは今後GitHubで管理される。また、App StoreからVicoが削除されたことを報告しており、最新のVicoについてはダウンロードページから取得できるとしている。