NECは7月11日、ヒューマンテクノロジーズが提供する勤怠管理クラウドサービス「KING OF TIME」の出勤・退勤の打刻手段として、非接触型指ハイブリッドスキャナ「HS100-10」の提供を開始したと発表した。

非接触型指ハイブリッドスキャナ「HS100-10」

「KING OF TIME」は、人事・経理担当部署のある本社と各地の事業所をインターネットで結び、専用のサーバーで一元的に勤怠管理を行う勤怠管理クラウドサービス。出勤・退勤の打刻手段として各種の認証機器が用意されており、新たにNEC製非接触型指ハイブリッドスキャナ「HS100-10」が採用された。

「HS100-10」は、「指静脈認証技術」と「指紋認証技術」によるハイブリッド認証を行うことで、より厳格な個人認証ができる。2種類の情報により個人認証を行うため、これまでのバイオメトリクス製品に比べて"なりすまし"が困難だとされている。

また、指を1回かざすだけの簡単な操作で確実な読み取りができ、従来の指紋認証装置では読み取りづらかった乾燥している指や、多汗で湿った指でも確実な認証が可能。センサ面に触れないしくみのため衛生面に優れており、センサ面に残った指紋を盗まれる心配もないという。