コアは7月10日、日本アイ・ビー・エムのクラウドサービス「IBM SmarterCloud Enterprise」を活用することで安定性を高めたM2Mサービスを提供すると発表した。

コアは、センサー機器のデータの収集・可視化・閲覧を実現するM2Mサービスをクラウド環境で提供するプラットフォーム「ReviveTally」を展開しており、同製品を利用すれば、専用サーバを用意することなく、インターネット接続環境があればすぐにM2Mサービスを利用開始できる。

今回、ReviveTallyを活用した「簡易放射線計測ソリューション」および「環境・農業ICTソリューション」の提供が開始される。

簡易放射線計測ソリューションは、放射線計測器で測定した放射線量データを収集し、計測器の位置情報や収集した測定値をWebブラウザから閲覧するためのソリューションで、指定URLに設置場所を登録し、放射線計測器をLANケーブルに接続するだけで、簡単に利用を開始する。スマートフォンなどの携帯情報端末からも閲覧可能。

環境・農業ICTソリューションは、センサー機器で測定した温度、湿度、照度のデータを収集し、Webブラウザから閲覧するためのソリューションで、データを収集・蓄積することにより、効率的な農業経営や環境にやさしい空間づくりに役立てる。