オトバンクは7月10日、トーハン運営のオンライン書店「e-hon」に加盟し、「e-hon」の書籍販売の仕組みをオトバンク運営のオーディオブック配信サービス「FeBe」に導入するという形で書籍販売サービスを開始すると発表した。

FeBe

今回の提携は、現在約7,000本のコンテンツを配信しているオトバンク運営の「FeBe」に「e-hon」の仕組みを導入し、オーディオブック購入者が紙の書籍も購入できるようにするというもの。

オトバンクが独自に行ったアンケート調査によると、オーディオブック購入者のうち同一書籍を購入した、あるいは購入したいと思った割合が83%という結果となったため、オーディオブックと紙の書籍の併売という試みにつながったという。

今回の提携によりオトバンクは、紙の書籍と書籍を音声にしたオーディオブックを同一サービス上で提供することで読書の多様性を訴求し、新しい日本型の流通システムを構築することを目指すという。