トッパンエムアンドアイ(以下、TMI)は7月9日、低価格で営業支援を行うクラウドサービス「Sales Caretaker」を発表した。同サービスの年間利用料金(税別)は、契約ユーザー数が10ユーザーの場合、1ユーザー当たり6万5,760円から。
同サービスは、米SugarCRMが開発し、オープンソースCRMが提供するオープンソースのCRMソフトウェア「SugarCRM」と、日本アイ・ビー・エムのパブリッククラウド基盤を提供するサービス「IBM SmarterCloud Enterprise(以下、IBM SCE)」を活用して提供するもの。
SugarCRMはオープンソースの無償版とオープンソースCRMが国内向けに販売する有償版があり、数人単位の試行導入から、部門単位、会社規模での導入まで幅広く利用でき、22ヵ国で対応が可能。
Sales Caretakerでは、標準サービスとしてサーバの稼働監視や日次データのバックアップといった運用サポートと、問い合わせや不具合の対応を行うほか、オプション・サービスとして、初期設定や入力項目の追加・変更、画面レイアウトの変更を行うサービスを用意している。
IBM SCEは、世界6ヵ所のIBMデータセンターを連携・統合し、世界中どこからでも同じクラウドサービスを低料金で柔軟に利用できるパブリック・クラウドサービスで、Sales Caretakerでは、国内企業向けには幕張データセンターを利用し、グローバル企業向けには要望に応じ海外のデータセンターを利用する。