セコム、セコムトラストシステムズ、日本アイ・ビー・エムは7月9日、情報セキュリティ事業で業務提携し、10月より新たなサービスとして「トータル・セキュアサービス」(仮称)を提供開始する予定だと発表した。
両社は今回の提携により、得意分野を持ちより、「フィジカルセキュリティ」と「サイバーセキュリティ」を融合したトータルなセキュリティ協業の検討を進めるほか、販売協力体制で事業拡大を推進する。
10月に提供予定の新サービスは、情報セキュリティ対策に必要な仕組みと運用をセットにしたサービスをベースに、両社の得意分野を組み合わせ、顧客のニーズに合わせたセキュリティソリューションを総合的に提供するもの。
具体的には、「セキュリティプランニング」「運用オペレーション」「初動対応」「統計・見直し」のサイクルをサポートする。
両社によるサービスを提供するための拠点として、「アドバンスト・セキュリティセンター」(仮称)の設立が検討されている。