デルは、7月9日、ユニファイドストレージの新製品として、エンタープライズストレージ「Dell Compellent SC8000(以下、SC8000)」の販売を開始すると発表した。価格は119万円~。

「Dell Compellent SC8000」

SC8000は、自動階層化の機能によって、データをきめ細かく、動的に管理。デルのストレージ戦略の基盤となる「Fluid Dataアーキテクチャ」を継承している。各システムは、32GBまたは128GBのメモリをサポート(コントローラあたり16GBまたは64GB)、ストレージアレイで最大960台のSASドライブをサポート(3.5インチSASエンクロージャ1台に、SASドライブを最大12台、2.5インチSASエンクロージャ1台に、SASドライブを最大24台搭載可能)する。RAIDは、RAID 0、5、6および10 DM(デュアルモニタ)に対応。

今回SC8000はシャーシが刷新され、Dell PowerEdge第12世代ラックサーバと共通化された。これにより、前モデルと比較すると、ハードウェアサイズが3Uから2Uに変更となり、スペース効率が33%向上、さらなる高密度化を実現した。

また、コントローラ搭載メモリを最大12GBから64GBに、CPUを4コア1基から6コア2基に増強し、性能向上を図っている。さらに、電源が1,200Wから750Wになり、消費電力を削減している。