パナソニック システムネットワークスは、アイプロシリーズのハイエンド屋内モデルとして、スーパーダイナミック方式フルHDドーム型ネットワークカメラ「DG-SF539」を発表した。価格は18万9,000円。
DG-SF539は、H.264ハイプロファイル方式の高圧縮技術により、1,920×1,080/30fpsと、640×360/30fpsの異なる解像度のフル動画を2ストリーム同時に配信することが可能。また、新機能として、撮影画角内で指定した範囲を最大2カ所まで設定することができる2エリアVIQS(Variable Image Quality on Specified area)機能を搭載。H.264高圧縮技術とVIQS(指定エリア画質可変)機能の組合せにより、必要な部分のみ高画質なまま画像を確認することができる。
VIQS |
H.264高圧縮技術では最大約30%の低減、VIQS(指定エリア画質可変)機能により最大約20%低減、この2つの組み合わせにより、配信データ量は最大約50%の低減を実現する。
さらに、画面全体から任意の領域を切り出して配信することができるクロッピング機能も搭載し、カメラ1台で全体画面と局所的に見たい画面を独立して配信することができる。クロッピング画像表示は、H.264またはJPEG(VGA/QVGA/640×360/320×180、最大30fps)の配信設定が可能。また、クロッピングの指定エリアを最大4カ所まで設定することができ、その4カ所の画像をシーケンス制御で表示できる。