アドビ システムズは、同社が開発したアプリケーション実行環境「Adobe AIR」で作成したアプリケーションを対象としたコンテスト「Adobe AIR Contest 2012」を開催し、作品を募集している。募集期間は8月31日まで。
Adobe AIRは、HTML、JavaScript、Fashなどで作成したアプリケーションを、さまざまなプラットフォームで展開可能にする実行環境。2011年10月の提供開始以降、PCやスマートフォンOSのネイティブ機能にアクセスできる「AIR ネイティブ拡張(AIR Native Extensions)」がサポートされ、デスクトップはもちろん、iOS、Android、BlackBerry Tablet OSなど、作成できるアプリケーションの幅が飛躍的に広がった。
本コンテストでは、このようなAIRの進化を活用した、デスクトップとモバイル向けのAIRアプリケーションを募集する。対象となるのは、期間中に同社が運営するWebサイト「Adobe AIR Gallery」に登録されたAIRアプリケーションで、同サイトへの作品登録が自動的にコンテストへの応募となる。優秀作品は9月中に選定される予定で、受賞者には「Adobe Creative Suite 6」製品が贈られる予定とのこと(詳細は後日公開予定)。