トレンドマイクロは、企業向けの「ウイルスバスターコーポレートエディション」のプラグインとして「Trend Micro Power Management オプション」を7月17日より受注開始すると発表した。
このオプションを追加することで、クライアントPCにWindowsの電源プランを一括で適用し、節電を図ると共に、電力消費状況を把握できる。
主な対象クライアントOSは、Windows XP、Windows Vista、Windows 7で、ウイルスバスターの管理サーバに本オプションのプログラムをダウンロードし、エージェントをクライアントPCに配信することで利用できる。
そして、管理者はディスプレイの電源をオフにするまでの時間、ハードディスクの電源をオフにするまでの時間、スリープ状態に切り換えるまでの時間、休止状態に切り換えるまでの時間を設定した電源プランを作成し、クライアントPCに配信することで電源設定を適用する。 グループごとにプランを作成し、設定することも可能。
また、設定したプランが適用されたコンピュータを一覧できるほか、社内コンピュータの稼働時間、スタンバイ時間についてコンピュータ1台あたりの平均、全コンピュータの合計をグラフ化する。そのほか、管理者が自社の電気料金や、社内にあるコンピュータの平均消費電力を設定することで、任意の期間における電力コストを算出し、グラフで比較することも可能。
オプション価格は、100ユーザ版が23万円、500ユーザ版が42万円、1000ユーザ版が75万円。なお、同社では標準価格の30%オフで提供する節電応援キャンペーンを2012年7月19日から9月30日まで実施する。このキャンペーンを適用すると、100ユーザ版は16万1,000円、500ユーザ版は29万4,000円、1000ユーザ版は52万5,000円となる(価格はすべて税別)。