Today Red Hat is the world´s most trusted provider of Linux and open source technology. |
Red Hatは6月27日(米国時間)、ボストンで行われたRed Hat Summit and JBossWorld 2012において、ハイブリッドクラウド向けのオープンソースプロダクト群を発表した。発表によると、これらソリューションセットはRed Hatの製品および技術をベースにしており、エンタープライズでのオープンなハイブリッドクラウド構築が可能なものとして提供される。
発表されたのは次の4つのソリューション。
- 「OpenShift Enterprise Platform-as-a-Service(PaaS) Solution」
- 「Red Hat Hybrid Infrastructure-as-a-Service (IaaS) Solution」
- 「Red Hat Cloud with Virtualization Bundle」
- 「Red Hat Storage Server」
OpenShift Enterprise PaaS Solutionは、企業向けのクラウドアプリケーション開発プラットフォーム。RHELやCloudForms、RHEV、JBossといったRed Hat製品をバンドルしている。Red Hat Hybrid IaaS Solutionは、企業向けのハイブリッドクラウドソリューション。ハイブリッドクラウドの導入から管理に必要なソフトウェアで構成されている。
Red Hat Cloud with Virtualization Bundleは、RHEVおよびCloudFormsをバンドルしたプロダクト。2つのRed Hat製品を組み合わせることで迅速にクラウドに移行できるようにし、顧客が簡単にクラウドコンピューティングを開始できるようにしている。Red Hat Storage Serverは、エンタープライズ向けのスケールアウト型ストレージソリューション。パブリッククライド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウド環境にデプロイすることができる。
Red Hat Storage Serverはすでに「Red Hat Storage 2.0」としてリリースされており、残りの3製品についても数ヵ月以内にロールアウトされることが決定している。