TISは7月3日、「BCPソリューション」のDR(ディザスタリカバリ)/バックアップのメニューを強化し、「システム丸ごと災害対策パッケージ」の提供を開始すると発表した。
同パッケージは、仮想サーバ上でDR環境を実現するアプライアンス「PlateSpin Forge 500 Series」を核に、初期セットアップ作業を含めたシステム設計/構築と、TISのデータセンタを活用した運用管理をワンパッケージで提供するもの。
同パッケージでは、仮想サーバ上にデータに加えてシステムまでまるごとバックアップし、災害発生時はDR環境上のバックアップシステムを実行環境として起動し、ワンクリックでサイトを切り替えて、数時間前~1日前時点のシステム環境を引き継ぐことを実現する。
同パッケージを活用することで、DR環境を最短2ヵ月で構築することができ、同社では、従来の個別構築と比較してトータルコストを最大50%削減することが可能としている。