National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は7月3日、「NI LabVIEW 電力測定解析ツールキット」を発表した。

これにより、システム開発ソフトウェア「NI LabVIEW」とNI 再構成可能I/O(RIO)ハードウェアのカスタム機能に、標準的なIEC/EN/IEEE規格のアルゴリズムを取り入れることが可能となる。また、NI CompactRIOシステムと50種類以上の信号/センサモジュールを組み合わせて、電力測定アプリケーションを構築することができ、LabVIEWを使用して、カスタム仕様の3相電力の監視/測定/特性解析用アプリケーションを開発することが可能な他、電力測定としてエネルギーや周波数、電圧不平衡、イベント検知などの電力解析機能を、テスト/監視システム全体に取り入れながら、圧力、音響、振動、制御I/Oといった内容も統合し、完全な監視システムを構築することができる。

この他、グラフィカルシステム開発向けに最適化した業界標準の電力解析機能や、タイムベースの波形の生データ全体にストリーミング方式でのアクセス、地域の電力会社特有の診断アルゴリズムの実装、即実行できるサンプルプログラムなども含まれる。

価格は13万5000円から。