本田技研工業(ホンダ)は7月2日、東京・青山の本社ビル1階にあるショールーム「ウェルカムプラザ青山」で、7月14日(土)から28日(土)まで、「Honda Robotics展」を開催することを発表した。
展示されるのは、ASIMOと、そのヒューマノイドロボット研究で培われたロボティクス技術を応用したHonda Robotics系の機器たちだ。
脚力が低下した人の歩行をサポートする「リズム歩行アシスト」(画像1)、体重の一部を支えて脚の負担を軽減する「体重支持型歩行アシスト」(画像2)、全方位移動が可能な座乗型パーソナルモビリティのプロトタイプ「U3-X」(画像3)と、2012年5月に発表され、現在、日本科学未来館で共同実証実験が行われているU3-Xを進化させた「UNI-CUB」(画像4)など。
画像1。リズム歩行アシスト。使用した感じでは、健常者でも歩くのが楽になるのがわかる。展示会場などを長時間歩き続ける時に装着できると楽だ |
画像2。体重支持型歩行アシスト。脚が不自由な人の階段の昇降などだけでなく、工場での中腰の姿勢などにも使用できる。作業が楽になるはずだ |
なお、会期中の21日(土)と22日(日)には、2011年11月に発表された「新型(3代目)ASIMO」(画像5)と、UNI-CUBのデモンストレーションも行われる。前述したようにUNI-CUBは日本科学未来館で見ることが可能だが、3代目ASIMOは2011年に開催された第43回東京モーターショーのホンダブースでステージに幾度か立っただけで、まだあまり一般に公開されていないので、貴重な機会となっている。
デモンストレーションのスケジュールは、両日共に12:30~/14:00~/15:30~の1日3回。また、ウェルカムプラザ青山自体は10時から18時まで開催されている。