東京ミッドタウンが主催するアートとデザインのコンペティション「Tokyo Midtown Award」。そのデザインコンペ部門において、2011年度の特別賞を受賞した「節電球」が商品化され、6月30日に発売となる。
同商品は電球の形をしたキャンドルで、溶けてゆく電球によって"節電量"が視覚的にわかるというものだ。受賞作品の商品化は3年ぶりで、これが5つ目。これまでもユニークなアイデアが、企業とのコラボレーションによって商品になっている。
そこで今回は、同コンペより商品化された歴代の受賞作品を取り揃えている、東京ミッドタウン内のコンセプトショップ「Green DeLi」で、特に人気を集めているという2つのアイテムを紹介しよう。
年代・性別問わず、新しいリラックスを与えてくれる靴下
2008年審査員特別賞(内藤廣賞)の受賞作品「くつくつした」。革靴タイプの「Midtown」(1,260円)と、スニーカータイプの「Campus」(1,470円)から選べる。2009年度グッドデザイン賞も受賞 |
靴を履いているように見える、遊び心あるデザインが楽しい靴下が「くつくつした」。「靴を脱いであがる」という日本の文化を表現しており、そのポップな見た目とは裏腹に、ミッドタウンを訪れた外国人観光客にも好評なのだと「Green DeLi」の店長さんは語る。もちろん日本人にも好評で、老若男女問わず幅広い人々が購入していくとのことだ。同店で扱うコンペ商品化グッズの中では、ダントツで人気ナンバーワンとなっているという。
上品な印象の革靴タイプは薄手の生地で作られており、スニーカータイプは足底と甲にあたる部分をパイル編みにしてクッション性を高めるなど、デザインに合った素材・作りになっているのも嬉しい。座敷のあるお店で食事をするに履いていって、その場の話題をさらうのにはうってつけのアイテムだ。
サイズは女性用のSサイズ(23~24.5cm)と男性用のMサイズ(25~27cm)の2サイズ。同店のほか、商品化を担ったメーカー「砂山靴下」のオンラインショップでも購入できる。
「マイ富士山」が楽しめる縁起の良いグラス
ドリンクを注ぐと自分だけの富士山が生まれる、独特なフォルムが話題となった「富士山グラス」。ビールを注げば、雪化粧した黄金の富士山が楽しめる。結婚式の引き出物など、おめでたい場面での贈り物にも最適だ。
「Green DeLi」の店長さんいわく、同店でこのグラスを購入する人はほぼ全員が贈答用に買っていくそうで、購入する人は広い年代の男性や、30代以上の大人の女性が多いとのこと。ビールを入れるだけで縁起の良い富士山を拝めるということで、やはり大人のプレゼントとして好まれているようだ。
なお、商品化にあたって、同作品を選出した審査員でもあるアートディレクター・水野学が、グラスを入れる桐箱をデザインしており、プレゼントとして申し分ない品格を与えているところも注目ポイント。この同商品は、同店舗や「THE COVER NIPPON」などの実店舗のほか、メーカー「スガハラ」のオンラインショップでも販売されている。
新たなデザインが生まれる今年度のアワードにも注目!
今回で5回目の開催を迎え、すでに定着した感のある「Tokyo Midtown Award」。2012年度のアート部門はすでに応募期間が終了となったが、デザイン部門は8月2日まで応募可能。また、両部門とも10月下旬には受賞作品が発表される予定だ。
クリエイティビティに自信があるなら作品を応募するもよし、第一線のクリエイターが選出した受賞作品を見て楽しむもよし、そして、商品化された作品を購入して利用するもよし。自身にあった方法で最先端のデザインに触れてみるのはいかがだろうか。